1. 2023/12/04(月) 13:55:11
ナポレオン・コンプレックスという考え方は、「身長差別(ハイティズム)」の証拠だと見る向きも強い。身長差別という言葉は、1970年代に社会学者たちによって作られた。男性にとって、身長が低いと、生活の質も低くなる場合があるという研究結果もある。2017年12月に学術誌「Body Image」に発表された論文によると、身長による差別を受けたことがある男性や、もっと背が高くなりたかったと思っている男性は、そうでない人よりも生活に満足していないという。
全米経済研究所(NBER)の2014年の分析では、男性の身長は周囲からの認識のされ方、家事の分担、収入、そして結婚する年齢に至るまで、さまざまなことに影響を及ぼす。さらに、背が高い人のほうが一貫して高い地位を得ることが多く、社会的尊敬を受けやすい傾向にあるという。
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あなたの収入はどれくらいだろう? 配偶者はどれほど魅力的な人だろうか? あなたは他人からどんな風に見られているのか? こうした要素のすべてに、身長が影響を及ぼしているかもしれない。現代社会では、身長に関する大きな偏見がある。背の高い人はほめそやされて特権を享受する一方で、背が低ければ、地位が高くても肩身の狭い思いをすることがある。 男性の場合、特にそれが顕著だ。背が低い人は、偏見にさらされるだけでなく、汚名を着せられることすらある。いわゆる「ナポレオン・コンプレックス」だ。