1. 2023/12/01(金) 20:00:16
被害者救済委員会は同日「補償金額算定に関する考え方」との書面を発表。「1被害者が生育途上にある少年たちであり、2最初の被害時において何ら性的経験がなく人生における初めての性的経験がジャニー喜多川氏による加害行為であったという者が大半を占め、3芸能界における活躍・飛躍を夢見て、あるいは芸能活動の継続のために性交をやむなく受け入れ、さらに、4数年にわたってそのような関係を強いられ、いわば性的搾取という状態に置かれていた者も少なくなかった」と指摘した。
さらに「5ジャニー喜多川氏が少年らに性的加害に及んでいることは少年らの間で共通認識が形成されていたにもかかわらず、ジャニーズ事務所の関係者に助けを求められない状況であった。 また、6被害者らのその後の生活上の影響も様々なものがあり、程度の違いこそあれ、様々な深刻な影響を及ぼしているものと見られるものであった。もとより長い人生の過程において生じた障害・困難のすべてを同氏の加害行為に帰せられるものではないが、被害者救済の観点から厳密な立証を求めず、『法を超えた』賠償をする観点からも、少なからずその影響があるものとして慰謝料算定をするものと当委員会として考えたものである」とした。
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SMILE-UP.、23人への補償金支払い完了 被害者救済委員会は「算定に関する考え方」公表 | ORICON NEWS