1. 2023/11/22(水) 13:02:05
■小泉進次郎は、なぜフランスで好意的に受け止められているのか
2020年1月15日、フランスの新聞「ル・フィガロ」(Le Figalo)紙は、こう報じた。「ある大臣が父親育児休暇の取得へ」。「ある大臣」とはいうまでもなく小泉進次郎のことである。
「職務中のいかなる大臣も今までこうした申請をしてこなかった。高齢で大臣職を得るのが一般的なかの国で、もっとも若い大臣がルールを変えようとしている」と、同紙は興奮気味に報じている。
この、フランスで最古の歴史を誇る新聞によれば、小泉進次郎の声明は、「妊娠に関する話題が日本ではタブーであり、日本企業内では男性優位論調がお決まりであることを知っているならば、衝撃的な宣言」である。
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フランス人にとってもっとも大切なものは「家族」であるといわれる(ちなみに、2番目に大切なのは、「ヴァカンス」である)。フランスがここまで父親育児休暇に熱心である理由もうなずける。家族を思い、当時のフランスの制度を意識して[連続ではないにせよ]きっちり〝14日間〟育児に専念すると宣言した小泉進次郎が、フランス人たちに圧倒的な好感度をもって支持されることは疑いない。
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時事通信の11月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比5.0ポイント減の21.3%となり、12年の自民党政権復帰後の最低を記録した。年内の解散もなくなったことで、そろそろ自民党内では「岸田おろし」が始まってもおかしくなさそうな気配だ。… フランス哲学者の福田肇氏によれば、「意外かもしれないが、実は小泉進次郎氏はフランスでも人気がある」というーー。