1. 2023/11/13(月) 16:59:51
小泉氏はタクシーに対する不足感解消のために、タクシー業界の規制緩和を訴えた。小泉氏が主張するのはタクシーを運転するために必要な普通二種免許の規制改革だ。現在二種免許は教習所で取得するのに8日もかかり、二種免許取得の障壁の1つとなっている。
インタビューの冒頭、タクシーの規制改革について聞くと小泉氏はこう語り始めた。
「8日間の二種免許の講習の中で、実車は1日3時間までしかない。それを4時間にすれば、8日を6日に短縮できます。短縮を認めない警察の理由は疲労度の蓄積です。でもよく考えれば、3時間以上乗ったら疲れてしまうドライバーさんは、タクシードライバーとして不適格ですよね。だから、そもそも成り立たない理屈によって8日間になっているんです」
小泉氏は自身をライドシェアの推進派ではなく、タクシーとライドシェアの共存派だと強調する。
「ライドシェアだけの世の中になるのではなく、タクシーは引き続きあるし、タクシーをいま以上に増やすための規制緩和をやるのです。一方でタクシーだけでは賄えない需要を満たし、新たな需要を創出するためにライドシェアも選択肢の1つにする」
ライドシェア導入への慎重派や反対派が理由として挙げるのが安全性だ。これについて聞くと小泉氏は「もしライドシェアは不安だという方がいたら、タクシーに乗ればいいのです」という。
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いま国会で熱い議論が行われている「ライドシェア」。...