1. 2023/10/31(火) 19:27:38
――遺族らが求める「殺人容疑」への切り替えの可能性は?
「県警としては殺人含め、過失致傷、危険運転致傷容疑なども視野に入れております。殺人容疑となると、現状は100%とも言えないところもあります。では何が足りないのか、そこはちょっと申し訳ないのですがお話できないところがあります。しかし道交法違反だけで終わる事件ではありません」
――なぜ話せないのでしょうか?
「これが足りないと、それが表に出れば、当然八田容疑者が知ることになります。逮捕した後に当然弁護士が対抗措置をとるわけです。八田容疑者を厳罰に処したい。そのために言えないところがある。そこはご了承いただきたい」
八田容疑者は2022年6月29日、大分県別府市の県道で、信号で止まっていたバイク2台を軽自動車ではねて現場から逃走。大学生1人が死亡、1人がけがをした事件で、警察は八田容疑者を道路交通法違反の疑いで全国に指名手配。さらに、警察庁は2023年9月8日付で道路交通法違反では全国で初となる重要指名手配に指定した。
現在の道路交通法違反の時効は7年となっている。遺族は、時効のない「殺人罪」へと切り替えるべく、2023年9月に告訴。別府警察署は告訴を即日受理したが、現在も「道交通法違反」で捜査が行われている。
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大分県別府市で起きたひき逃げ死亡事件で、死亡した大学生の遺族らが、逃走を続ける八田與一(はった・よいち)容疑者(27)を「殺人罪」で告訴するも、現時点で殺人容疑には切り替えられていない。