1. 2023/10/13(金) 23:13:18
■女性は「自分より下」の男性を選べるか?
女性も経済力を持ち、頼る必要がなくなった時、取るべき道筋は3つあります。
① 女性一人で生きていくこと。
② 従来通りの価値観で、自分より上の男性を求めること。
③ 相手の門地・学歴・収入にこだわらずパートナーを選び、自由に生きること。
3つの選択肢のうち、現状では、①と②が多数であり、③を選ぶ人が少ないということでしょう。なぜ③は選ばれないのか――理由は簡単ですね。こちらに歩を進めても、女性が得るものが少ないからに他なりません。
出典:president.jp
前述した通り、庶務や秘書という仕事は女性ばかりで男性がいないことをどう思われますか? 看護師は91%が女性、保育士は96%が女性です。
いまだに「そういう仕事は女性が向いている」という一言で片づけていませんか?
こうした話をすると、
「男女で向き不向きはある。鳶職や長距離ドライバーは男が多数だ」
「どの職業も男女が同数じゃなきゃならないのか」
といった反論が出てきそうですね。
もちろん、私も性差は存在し、仕事でも趣味でも、男女の偏りはあると考えています。ただそれを認めた上で、3つの原則を頭に置いてほしいのです。
1.男女差は、「平均値」で考えてはいけない
2.性差を認めても、100:0というわけではない。
3.平等化とは、50:50を言うのではない。
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「女性は男性に、自分以上の学歴・地位・収入を望む」という昭和の結婚観は、現在でも根強く残ります。しかし、学歴も職歴もどんどん平等化していけば、当然女性は、「自分より上」の男性を見つけにくくなっていきます。