死亡の約3%、年に1万人超が安楽死するカナダの専門医「最期の希望をかなえること」

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更新:2023/10/15(日) 23:42

1. 2023/09/28(木) 14:15:48

死亡の約3%、年に1万人超が安楽死するカナダの専門医「最期の希望をかなえること」(GLOBE+) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp

カナダで安楽死が急速に拡大している。医師による死亡幇助(Medical Assistance in Dying=MAiD)の制度が2016年にでき、2022年は1万人超がこれによって亡くなった。制度にはどのような意義があり、どのような人たちが利用しているのか。産婦人科医から死亡幇助の「専門医」に転身し、「This is Assisted Dying(これが死亡幇助だ)」の著作もある、ステファニー・グリーン医師に聞いた。


――著作では、「死」の認識が変化しているということにも触れています。

百年前、多くの人は家やコミュニティーの中で亡くなりました。死は身近であり、どのように対応すべき事象か、知られていました。現代医学は無数の命を救い、進歩をもたらしています。すばらしいことですが、同時に死を家やコミュニティーから取り除き、病院に持ち込んでいます。

現代医学にとって、死は「敵」です。戦いがあり、どちらが勝つのかという構図です。それに伴い、私たちは死についての知識がなくなり、怖い存在となっています。多くの人は現在、死が何らかの「失敗」ととらえているのではないでしょうか。しかし、実際には必ずやってくる、人生の一部なのです。

――死亡幇助は、患者にとってどのような意味があるのですか。

カナダで死亡幇助の対象となるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。重大な病気があり、治療が不可能で、不可逆的に状態が劣化しており、耐えられない苦しみがある、などが含まれています。

私が行っているのは、人生の終わりにおいて、患者の選択肢を探ることを手伝うことです。何が可能で、何が目標で、何が最も大切なのか。病気と全力で戦いたいのか? 落ち着きと緩和ケアを目指したいのか? 苦しみがあまりにひどく、この先は衰えしかないので、死亡幇助を選びたいのか? 選択肢を全て探り、私は最期の希望をかなえているのです。


――信仰や信念の理由から反対する人もいます。

それはもちろん認めるべきです。しかし、同時に患者の権利も考えなければなりません。この制度にアクセスするのは、患者の権利なのです。一方で、関わりたくないという人の意向も尊重する必要があります。

実際、今はそのようになっていると思います。死亡幇助を誰かに強要するということは起きていません。信仰や倫理の理由で制度に反対するのであれば、私はそれを尊重します。ただ、それを他人に強要することもしないでほしいのです。

カナダで死亡幇助に関わっている人たちは、慎重に配慮をしながら、法律を順守しています。制度ができてから7年経ち、4万人超の人が死亡幇助で亡くなっていますが、不適切な行為についての訴追は1件もありません。これは誇るべきことだと思っています。

出典:newsatcl-pctr.c.yimg.jp

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2. 2023/09/28(木) 14:17:12

私もアルツハイマーで他人が識別できないようになったら安楽死してもらえる契約とかしたい

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3. 2023/09/28(木) 14:17:27

日本でも安楽死導入してほしいよ。
切実に

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4. 2023/09/28(木) 14:17:29

安楽死したい今すぐでもいいからしたいお願いだから死なせてほしい

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5. 2023/09/28(木) 14:17:37

大怪我や辛い治療が必要な病気になったらすぐに安楽死できる世の中になって欲しいと本気で思ってしまう

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