1. 2023/09/21(木) 00:45:02
「あの時のことは忘れられない……」フリーアナウンサー神田愛花が打ち明けた「ファーストキスの後悔」 | FRIDAYデジタル
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30年近く経った今でも"ファーストキス"が忘れらないと神田愛花。
高校2年生の秋。生徒会会長という立場を利用して慶應高校の学園祭へ行った。数人に電話番号を聞かれ、デートに誘われた。(よぉし、計画どーり)。その中にラグビー部の男の子がいた。慶應ラグビー部は、将来超有名な商社に就職する人が多いという情報を得ている。もしキス後に本気で好きになったとしても、問題ないだろう。(この人に決めた!)。1回目は、マクドナルドで2対2で会った。2回目はみなとみらいで二人きりで会うことに。好きでもない人と何度もデートするのはキツかったから、このデートにすべてを懸けた。
並々ならぬ決意で一緒にお昼ご飯を食べた後、少し外を歩いて、人気(ひとけ)のない港のベンチに座った。(順調だ!)。距離も近く、まさに″男の人がキスをしてくるシチュエーション″だ! 勇気を出して彼のほうに顔を向け、目を合わせた。数秒間、静かに時が止まったかのように感じた。彼が目をつぶって顔を近づけてきた。(よっしゃ!)。初めての瞬間を見届けるため、私は目を開けておくことにした。そして鼻と鼻がぶつかり……少しずらして……ついに唇と唇がしっかりと触れ合った。
今でもしっかり覚えている。ドキドキもなければ、恥ずかしくもない。もちろん興奮なんてしなかったし、もっとして! なんて1ミリも思わなかった。すぐに立ち上がってお手洗いに行き、必死に口をすすぎ、擦るようにして唇を洗った。(気持ちが悪いよぉ!)。なんでこんなことしちゃったんだろう。後悔が襲ってきて、(時間よ巻き戻って)と何度も念じた。結局その日はベンチに戻っても会話をせず、目も合わせないまま帰宅した。
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