1. 2023/09/18(月) 22:55:37
レトルト殺菌法は、100年以上前にフランスで考案されたといい、1950年代になるとアメリカ軍が軍用食としてレトルト食品を発展させたといわれる。しかし、一般家庭で食べる市販レトルト食品としては、技術的な難しさから普及しなかった。
その常識を打ち破ったのが、大塚食品(当時は大塚食品工業)のボンカレーだ。市販用レトルト食品は、日本発のアイデア商品でもあるのだ。
出典:jprime.ismcdn.jp
独自に開発したにもかかわらず、各メーカーでも開発されていく──ということは、「特許の申請はしなかったのか?」。そのことを尋ねると、「あえて特許の申請をしませんでした」と明かす。
「会社として社会課題解決ではないですが、レトルト食品を広めたいという思いがありました。各メーカーがさまざまなレトルト食品を開発すれば、世の中のためになるだろうと。
切磋琢磨する中で私たちも負けないように、さらに美味しいレトルト食品を提案できればと思っています」
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「湯せんの場合、お湯の熱によってカレーの外側から温まっていきます。一方、レンジは中から、各具材がムラなく温まります。
また、レンジで温めるとレトルトされた空気が抜けていくので、スパイス感が高まるんですね。そのため、私たちはレンジで温めることを推奨しています」
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発売から55周年を迎えた『ボンカレー』。今年1月には、世界最長寿のレトルトカレーブランドとしてギネス世界記録に認定。世代を問わず定番商品として愛され続けている。そんな『ボンカレー』の誕生秘話から知られざるウラ話を大塚食品製品部の中島千旭さんに聞いた。