1. 2023/09/06(水) 12:43:10
5月に開かれた初公判では、小塚被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述では検察側が、小塚被告と敬子さんが母・純子さんの年金を頼って生活していたと指摘したうえで、「2023年1月30日に純子さんが亡くなり、生活苦から心中することにした」「火の勢いが強く、自殺するのが怖くなった」と述べていました。
(中略)
検察官からの質問が始まると…
(検察官)「事件当時の債務額はあなたの頭ではいくらだと認識していましたか?」
(小塚被告)「黙秘します」
(検察官)「純子さんは亡くなる数日前から寝たきりに?」
(小塚被告)「黙秘します」
(検察官)「敬子さんを刺したことについてのあなたの言い分は?」
(小塚被告)「黙秘します」
(検察官)「結果として敬子さんの命が失われたことについては?」
(小塚被告)「黙秘します」
(検察官)「思い出が詰まった家を燃やしたことは?」
(小塚被告)「黙秘します」
小塚被告は「黙秘します」の一点張りに。
検察側の質問に「黙秘します」と答えた回数は25回を超えました。
+3
-53
住居不定・無職の小塚勝也被告(64)は2023年2月、当時住んでいた愛西市の住宅で、事実婚関係にあった植手敬子さん(当時54)から頼まれて包丁で胸を刺して殺害したあと、家に火を放ち、すでに死亡していた植手さんの母親の純子さん(当時83)の遺体を損壊した、嘱託殺人などの罪に問われています。