1. 2023/09/05(火) 11:17:35
校長によると学校では寮生およそ70人が1日3食を食堂で食べることになっていますが、今月1日の朝食後に、食堂を運営している委託業者の調理員から「本社から指示があり昼から食堂の運営ができない」と告げられました。
そのため、昼には寮生以外の生徒も食堂を利用することから、その日、学校は急きょ、午前中のみの授業とし午後から臨時休校の措置をとりました…。
【毛利記者が運営会社にTEL】
(発信音)「発信音は鳴りますが誰も出ません」
そこで、会社を訪ねると…。
従業員が「何も話せない」とこたえるのみでした。
学校側も教職員が電話や会社訪問などを行ったといいますが、いまだ”音信不通”だといいます。
困惑しているのは1つの学校だけではありません。
【県立三次高校・高木優子 事務部長】
「(今回の事態があり)お昼と夕食については市内の業者に協力してもらって食材費の範囲内で調達しています。朝ごはんも食材の金額範囲で私たちで調達して提供しようと思っています」
県によると三次高校など「県が運営している宿舎」のある県立高校「6校」の給食調理業務をホーユーに委託。
現在よりも前の契約でも実績があった学校もあり、決して新しい委託先ではなかったといいます。
これまでの経緯
■今年1月、材料費や人件費の高騰を理由に値上げを申し入れられた。
当時1日1050円だったが4月以降1日1250円になった。
去年1年間は、明らかに質が下がっていたので学校から質を保つよう求めていた。
■先月31日、別件で連絡したがその時点で電話は通じず。
■今月1日、調理員が「本社から指示があり昼から食堂の運営ができない」
契約は年度更新→契約期間は残っていた。
校長は「事前の連絡がなく今後の対応を考えるためにも提供がストップした段階で正式に連絡がほしかった」と困惑している。
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高校の食堂で寮生などに食事を提供していた委託業者が突然の音信不通。広島県内で困惑が広がっています。 【学校から保護者に届いたメール】※吹き替え 「本校の食堂を運営している業者の都合により、急遽、本日の食堂の営業が中止となり、今後の食堂営業につきましては現在、再開の目途はたっておりません」