1. 2023/07/26(水) 15:16:54
●子どもだけの外出が許されるのは何時まで?
青少年健全育成条例が考える「深夜」の時間帯には各都道府県によって差があります。たとえば、東京都をはじめ多くの地域では午後11時から翌日の午前4時までの間を深夜と定義していますが、群馬県では午後10時から午前4時まで、兵庫県では午後11時から午前5時までとされており、全国統一ではありません。
地域によって条例が定める時間帯が異なるので、お住まいの地域の青少年健全育成条例を確認しておきましょう。
●子どもだけの外出は時間制限アリ、では保護者同伴なら?
青少年健全育成条例が規制しているのは「保護者の委託や同意を得ていない青少年の連れまわしなど」であり、保護者が同伴していれば規制の対象外です。
ただし、青少年の保護者には、正当な理由や特別な事情がない限り、青少年を深夜に外出させないよう努力する義務が課せられています。規制対象外ですが、条例は「保護者同伴なら何時でもOK」といっているわけではないことを覚えておいてください。
●子どもは何時までゲームセンターを利用できる?
18歳未満の子どもは午後10時以降の立ち入りが認められません。また、16歳未満の子どもの場合、午後6時以降は立ち入り禁止です。
●花火大会などのイベントがあるときは特例として許される?
夏休みの期間中は、花火大会・夏祭り・盆踊りなど、夜間に開催されるイベントも多数あります。しかし「イベントだから」という理由で青少年健全育成条例の規制が緩和されるわけではないので、18歳未満の子どもは深夜にあたる時間帯のイベントには参加できません。
充実した夏休みになるように、改めてご家庭で子どもの外出における時間や場所のルールを話し合ってください。
出典:storage.bengo4.com
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全国の学校で夏休みが始まりました。お祭りや花火大会など夜間まで続くイベントも多い夏休み期間。最近では昼間の暑さを避けるため、夕方から始まる行事も増えています。保護者としては「どこまで自由を許してもよいのか」が気がかりになるものです。