1. 2023/07/16(日) 10:55:27
いつもそばにセーラームーンがいた。「美少女戦士セーラームーンCosmos」三石琴乃&北川景子がスペシャル対談|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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今回MOVIE WALKER PRESS独占で、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃と、セーラーコスモス役の北川景子による夢の対談が実現!収録の思い出や役作り、二人にとっての「美少女戦士セーラームーン」の存在などを語り尽くしてもらった。
――今回の映画は、2014年から始まった「美少女戦士セーラームーンCrystal」シリーズの集大成でもあります。Crystalシリーズから今回の映画まで、90年代のアニメを観て育った方々がキャストに選ばれて…三石さんにとって、当時の視聴者の方たちとの共演はいかがでしたか?
三石「はじめの収録は一人ですごく寂しかったので、どんどんセーラー戦士たちが集結してくれてうれしかったです。キャストにもスタッフにも『当時観てました!』と言ってくれる方もたくさんいて、『90年代に頑張ったものがちゃんと届いているんだなぁ』『セーラームーンになりたい!と言っていた子たちが立派な大人になって、一人のレディとして、一人の戦士として活躍しているんだなぁ…』というのを、肌で感じていました。もちろん彼女たちもプロフェッショナルなので、ファンだった気持ちには線引きして、真摯に役に取り組んでくれて、気づけば私の方が支えてもらっていた感覚です。プライベートでも一緒に集まったりして、彼女たちがいてくれたから、ここまで来られたとしみじみ思います」
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北川「もう、三石さんは私にとっては神様で…。小さいころ、初めて手に取った漫画が『美少女戦士セーラームーン』で、『なかよし』の連載を読んで、“応募者全員大サービス”に応募していた世代なので」
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北川「オファーをいただいた時はうれしかったけど、戸惑いもしたんです。実写版の時は、セーラームーン役の沢井美優さんが真ん中にいて、それを4人の戦士たちが支える形でしたが、今回のセーラーコスモスは、“セーラー戦士の根源”のような役。“支える側”ではなく、うさぎちゃんの立場に近い役は、ある意味で聖域というか…飛び込めなさそうな場所だなって思っていました。だから、お話をいただいたことはすごくうれしくて、この作品に携わりたいという気持ちも強い一方で、私でいいのかな…というのが同時にあって、どうしよう…って。実写版『セーラームーン』のキャスト5人の『戦士会』のみんなにも相談しました。でも、『Crystalシリーズ最後の作品で、こういう役をやってくれるのはうれしいし、絶対にやってほしい!』とみんなが言ってくれて、背中を押されました」
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三石「大人になるにつれ、セーラームーンがいつも言っている『愛』や『正義』を、ちょっと恥ずかしいと感じることが増えると思うんです。でも、90年代のころから好きでいてくれた方々には、うさぎちゃんの持つ『愛』と『正義』が心のどこかに刺さっているはず。だから今回の映画を観て、そういった忘れかけていたことを思い出して、前向きに人生を歩んで行ってくれたらいいな、と思います」
北川「私はまさに今回の映画から『前向きさ』や『ひたむきさ』をもらったところがあるんです。年齢を重ねるにつれて、失敗を恐れるようになってしまったところがあって…。もう30代だからとか、20年もこの仕事をしてきているから、とかで『間違っちゃいけない』と思うようになっていたんですよね。今作ではうさぎちゃんが、過去の自分の間違いを認めて軌道修正して、再び立ち上がる展開があって、その部分に胸を打たれました。間違えたり失敗したりすることを恐れて閉じこもってしまうのではなく、まさに“ピッと凛々しく”前向きに生きてみたいな、と。自分で自分を抑え込まないで、のびやかにやっていこう、と勇気をもらえました。きっと私と同じ世代の皆さんも、年齢的にそういう時期なのではない
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