1. 2023/06/22(木) 14:35:10
■しまむらの客層が「若くなった」
しまむらは婦人・紳士から寝具まで取り扱い商品は幅広い。その中で重点的に改革を進めたのが、①PB(プライベートブランド)商品、②サプライヤーとの共同開発商品、③コラボ商品の3つだった。
2つ目のサプライヤーとの共同開発商品も特徴的だ。しまむら店舗に行くと、婦人服売り場ではブランドネームの看板が立てられた売り場が目に入る。これが、しまむらとサプライヤーが共同で開発しているオリジナルブランドの商品売り場である。
出典:tk.ismcdn.jp
3つ目の柱はコラボ商品。漫画やアニメのキャラクターコンテンツ商品と、ファッション系インフルエンサーなどと企画したアパレル商品に大きく分けられる。とくにキャラクター商品の需要は旺盛で、2023年2月期のコラボ商品の占める割合はしまむら事業の売上高1割強まで増加した。
■2030年には国内ユニクロの規模目指す
2030年には売上高8000億円以上を目指しており、達成すればファーストリテイリングの国内ユニクロ事業(前2022年8月期の売上高が8102億円)と比肩する規模となる。
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「ファッションセンターしまむら」などを展開する、低価格の実用・ファッション衣料のしまむらが好調だ。2023年2月期は売上高が6161億円(前期比5.6%増)、営業利益が533億円(同7.9%増)と、2年連続で最高純益を更新した。 しかし直前の3年間は停滞期に苦しんでいた。…