1. 2023/06/17(土) 23:18:09
高級別荘地・軽井沢の景観を守るための“街のルール” ビル・ゲイツ氏の豪邸は物議、新たな富裕層参入で軋轢も | マネーポストWEB
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旧軽井沢の諏訪の森神社地区には建築協定の会があり、基本的にはマンション建設はNGで、300坪以下の土地に分割するのもダメ。環境を守るために活動する軽井沢別荘団体連合会の役員が言う。「軽井沢はもともと宣教師が発見した土地だから“なるべく質素に、自然に配慮して暮らそう”ということが暗黙のルールになっています。その根底には “肩書のある人もそうでない人も、軽井沢ではみんな平等”という精神がある。だからこそ、避暑地でありながら長きにわたってさまざまな分野から人が集まる社交の場でもあり得ているのです」
ビル・ゲイツ氏の別荘とされる豪邸。地下3階まであるとも
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「一応、建物は2階建てですが、地下2階か3階になっている。木を大量に伐採し、山を切り崩しているので、自然の保護とはほど遠い。軽井沢は浅間山の噴火で木を失ってから、100年たってようやくいまの状態に回復してきたんです。その木をバッサリ切って芝生を植え、ビバリーヒルズのような豪邸を建てようとするのは考えものです」(前出・役員)
加えて近年では、投資やITで儲けた新たな富裕層が軽井沢に流入して雰囲気が大きく変わり、軋轢も生まれてきているという。
「リモートワークの影響もあって、軽井沢にも新たな風が吹いています。自然を大事にしながら、新しい事業を立ち上げようとする人もいれば、都会の利便性重視の生活をそのまま持ち込もうとする人もいる。軽井沢の自然環境や景観を守るための“軽井沢ルール”をよく理解してほしいです」(前出・役員)
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