1. 2023/06/14(水) 11:56:43
生活保護の受給ハードルには地域差がある。地域によって簡単に受給に至ることもあれば、水際作戦によってまともに話を聞いてもらえず追い返されてしまうこともある。60代のMさんも、当初一人で生活保護の申請を試みた際は「60代ならまだ働いている人はたくさんいる」「男性なんだからもう少し頑張ってみては?」など心無い言葉によって追い返されてしまっている。
このように、自治体があの手この手で申請をさせない「水際作戦」と呼ばれるような方法が現実に行われている。
しかし、Mさんのように、水際作戦で申請を受け付けてもらえなかった人が貧困ビジネスを行っている事業者を通じて申請することで、生活保護の受給に至ることもある。
「怪しいとは思ったが今こうして生活できているのも支援事業者のおかげです。不安定で明日も分からない生活にはもう戻りたくないです」
Mさんは現状についてそう語る。搾取され食い物にされていることが分かっても、生きるためにはそれが仕方ないと割り切ってしまっているのだ。
「今までは一人で孤独だったが、業者の斡旋した3人部屋で暮らすうち同室の友人もできた。これも支援事業者のおかげです」
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表向きには存在しない、貧困ビジネス。特に大きな社会問題となっているのが「生活保護ビジネス」。生活保護ビジネスの実態には筆者も驚かされたが、さらに衝撃的だったのが悪質事業者に騙されて利用してしまう人たちの存在だ。