1. 2023/05/29(月) 10:30:32
それから間もなく、いつも元気な真弓さんが泣きながら帰宅してきたという。「どちらかと言えば、活発な方なので本当にびっくり。泣いている理由を聞くと、『先生に、“宇宙人”っていうあだ名を付けられて、みんなに笑われた』って。その時は、行き過ぎた冗談を言う先生なのかなと思ったのですが……。今思えば、そのときにしっかり意見を言うべきでした」と、Fさんは悔しい顔をする。
その日以来、真弓さんはいつも落ち込んで帰宅するようになり、遂には「もう学校には行かない」とまで言うようになってしまう。「信じられないことですが、あれ以来、娘を宇宙人と呼ぶようになって、動き方やしゃべり方も『宇宙人みたいだ』ってからかっていたようなんです。まわりは、子どもですから、いっしょになって笑って、からかうこともあったと聞きました」。Fさんはこの話を聞いて、すぐに担任の先生に直談判。一応、謝罪はあったというが、Fさんは「あの態度は、心の底から謝っているようには見えませんでした」と、怒りを滲ませる。
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兵庫県在住のFさん。当時小学校5年生だった真弓さん(仮名)が、モンスターティーチャーが原因で不登校寸前まで事態が悪化したと訴える。「あまり保護者の方々と繋がりもなかったので、その担任の先生について何も知りませんでした。ただ、始業式の日に娘が『なんかめちゃくちゃ性格悪そうな担任だった……』と、つぶやいたことが妙に気になっていました」。