1. 2023/05/17(水) 10:38:44
──具体的にはどのような健康被害が?
麻生泰医師代表的なのは感染による腫れや痛み、シコリ。一番恐ろしいのは感染症ですね。東京美容外科では2019年から過去に他院でアクアフィリングによる豊胸手術を受けた人を対象に除去手術を行う『豊胸レスキュー』というメニューを提供しているのですが、僕がレスキューした例では乳腺を含む組織がドロドロの膿になってしまっていた方もいました。結果胸はペッタンコです。
──特にリスクが高いのはどんな人ですか?
麻生泰医師ウェディングドレスをキレイに着たいと結婚式前に豊胸する人は結構いるんです。しかも注入式なら簡単にできると考えて。その後、妊娠して乳腺が張って感染するケースはとても多いんです。アクアフィリングの成分が母乳に混じってしまう危険性もあるので、妊娠を考えている方は本当に踏みとどまってもらいたいですね。
──シリコンバッグも含めて、豊胸の適齢期というのはあるんでしょうか?
麻生泰医師成人していれば何歳でもいいと思いますよ。ただ最近は低年齢化していて、高校生の子がお母さんと一緒に来院されることも増えてきました。その年齢だったらホルモンの変化で胸が大きくなる可能性もあるし、「もうちょっと待ったら?」と言うこともありますけどね。またそういう子に限ってものすごく痩せていたりするんです。
──胸が小さいのは、そもそも体に脂肪が付いていないからというケースもあると。
麻生泰医師過度なダイエットをしてるんじゃないかと心配にもなりますし、まずは少し太ったほうがいいですよ、とアドバイスすることもあります。ある程度、胸に脂肪が付いていないと、豊胸をしても理想のバストはなかなか手に入りづらいですよ、と。
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“メスを使わない”ことを謳った豊胸手術による健康被害が続出している。そうした中、一部SNSをザワつかせているのが『バーキン買うなら豊胸しろ』(ゴマブックス刊)という挑発的なタイトルの本だ。著者は東京美容外科の統括院長で、数々の芸能人も担当してきた豊胸のスペシャリスト・麻生泰氏。開院20年以来、医療事故ゼロを誇る麻生氏が、悩みに悩んで豊胸を決断した人に炎上を覚悟してでも警鐘を鳴らしたかったこととは。