1. 2023/05/16(火) 23:30:08
事件前、古川被告と岩渕さんが会ったのは1度だけ。にもかかわらず、古川被告は「元交際相手」と証言する。
●犯行後、被告と母親は「LINE」でやりとりしていた
犯行後、古川被告は、自分の母親にLINEでメッセージを送った。
<人を殺してしまった。迷惑をかけてしまって、ごめん>
古川被告の母親は次のように返信したという。
<一緒に逃げよう>
●被告の母親「すべてが間違っていたんじゃないか」
母親としてはなぜ古川被告がこうした事件を起こしたと考えたのか。
「いろいろ考えたんですが、わからないんですよ。ずっと自分の育て方が間違っていたのかな? もうすべてが間違っていたんじゃないか」
古川被告は、被害者遺族に対して誠意のこもった謝罪を述べていない。母親も子育ての反省はしているものの、謝罪の言葉は「申し訳ない」程度だった。
刑事事件では、賠償金を支払う意思を示す被告やその家族もいるが、古川被告も母親もそのような意思は示していない。
出典:storage.bengo4.com
オンラインの関係からリアルの関係に移行していく中で、岩渕さんが、古川被告に対して、関係解消のメッセージを送った。
<もうちょっとデートとかしてからのほうがいいかなと思った>
<リスナーとライバーの距離を保ってもらえるかな>
このとき、古川被告はどう返したのか。被告人質問で「普通に許可しました」と答えている。
検察側は「許可」という考えが「支配欲の現れだ」と断じる。「ライバーとリスナーの関係に戻ろうと言われた。被害女性が他の男のものになるなら殺してしまおうと思った」
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事件が起きたのは、2022年1月27日。 茨城県牛久市の無職・古川大輝被告は、元交際相手の岩渕未咲さんが住むアパートのベランダに入って待ち伏せ。ベランダに干してあった洗濯物を取り込もうとした岩渕さんを包丁で7回突き刺し、さらに首を絞めて殺害した。 古川被告はいったん岩渕さんのアパートを出たあと、「死亡を確認する」ため、現場に戻ってきている。そして、もう一度、彼女の首を絞めた。古川は起訴事実を認めており、事実関係に争いはない。