1. 2023/04/02(日) 21:50:42
「颯太が生まれたころから、気に入らないことがあると物を投げる、家で暴れるなどの夫の暴力行為が始まりました。どうやら私が颯太に付きっきりになっているのが気に入らなかったみたい」(依子さん)
雄介氏の暴力から逃れるため、依子さんが家を出たのは今年の2月のことだった。その直後、颯太くんが雄介氏からの性的虐待を受けていたことを打ち明けた。依子さんがその時のことを明かす。
「避難先の家でお風呂に入って、着替えていたときのことでした。その日、颯太は一日、酷く落ち込んでいて、『だいじなはなしがあるの』と私に言ってきたんです」
小さい声で話し始めたその内容は、依子さんの想像を絶するものだった。
「パパとおばさんがぼくがいやだって言っても、ぼくの服も靴もパンツも脱がせて、裸にしてきた」「裸の動画とか写真とかいっぱい撮られた」「パパとおばさんも裸で、ぼくのちんちん触ってきた」「嫌だった」と――。
想像もしなかった告白に、依子さんは絶句した。颯太くんは「ママに話したらパパに殺されるから話せなかった」「パパから逃げたらママに話そうと思っていた」「パパが怖かった」と泣きじゃくりながら明かしたという。
その日を境に、颯太くんはときどき、夫と「おばさん」と呼ばれる愛人からされたことを話すようになったという。
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年々、児童虐待の認知件数が増えている。関東地方のある地方都市に住む5歳の少年は実の父親から性虐待を受けていた。その恐るべき実態について被害男児とその母親が明かした。(週刊現代デジタル児童虐待取材班)