1. 2023/02/08(水) 22:39:11
紫亜さん(仮名・20代男性)も、女性アバターを使う一人。最近、メタバースで彼女ができました。なお、お付き合いすることになる小賀さん(仮名・20代女性)と初めて会ったときは、彼女は男性アバターを纏っていたとのこと。小賀さんは、男性が女性アバターを使うことについてどう感じていたのでしょうか。
「メタバースはそういうものなので気にならなかったです。男性なのはわかっていたけれど、身構えることもなく自然体で話せました。実際に会ったときもデートというよりオフ会に参加するぐらいの感覚でリラックスでき、どんな人かわかっていたので相手の顔は気にならなかったです」
紫亜さんと小賀さんは、知り合った翌日にメタバース内でデートをしています。
マッチングアプリだとしたら、マッチングした翌日にデートするということはほとんどありません。順調でも1週間ぐらいはメッセージのやり取りを重ね、やっとデートを提案するのが一般的です。当たり障りがない話題を選んでやり取りを続けているうちに連絡が途絶えることも多々あります。
2人はメタバース内のVR空間で何度かデートを重ね、お互いの性格も知ってから2週間後にリアルで対面しました。本名を知ったのは付き合ってからです。
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美少女アバターを利用することを『バ美肉(バーチャル美少女受肉)』と呼び、メタバースでは男性が美少女アバターを利用するというカルチャーがあります。男性が女性アバターを使う理由は、話しかけてもらいやすくなり、コミュニケーションもとりやすくなるためです。美少女アバターの相手とため口で話していたら、実は自分より10歳以上年上の男性だった――ということもよくあるそうです。