1. 2023/02/02(木) 14:56:04
このSPAを立ち上げ、現在まで代表理事を務めるのが齋藤鷹一氏(33)だ。彼は父の代から続く、ペットの火葬や葬儀を執り行う「大森ペット霊堂」の代表取締役社長も兼任している。
■元スタッフたちが告発「壁にライターやスマホを投げつけ…」
Aさんへのパワハラを目の当たりにしていた元スタッフのCさんが語る。
「例えば代表は、がんを患っている一匹の犬をとても大事にしています。ある時、保護された子犬たちが、その犬とじゃれ合っているのを見て、『止めないのは虐待だ』と、Aさんを怒鳴りつけたのです。保護犬・保護猫の飼育に差をつけるべきではありません」
別の元スタッフが続ける。
「昨年3月、『俺はお前らとはやれない』とSPAを閉じることを決めたとAさんに詰め寄り、壁にライターやスマホを投げつけていました。時にはテーブルを叩くこともあり、スタッフはみな萎縮していました」
出典:bunshun.jp
そして2022年8月28日、齋藤氏からの圧力に耐えかねたAさんが、退職したいと相談した時に事件が起こった。当のAさんに話を聞いた。
「私が退職までの有休消化中の間、どのように業務連絡をすれば良いのかと聞きました。すると齋藤さんは『だから潰せって言ってんだろうよ、この店を』と怒鳴り、机を叩いたのです」
齋藤氏「ちょっと注意したくらいでさ、辞めるとかって言うような人間と(仕事を)やってんだよ」
Aさん「違います」
齋藤氏「うるせえよ! もうほんと黙ってろ! 二度と声かけるな! こんなクソみてえな人間と一緒になんかできるかっつうんだよ」
激高する齋藤氏が、Aさんの足元に、袋に入った金を投げつける。…
怒鳴っている間、齋藤氏は何度も金を投げつけている。そしてこの後、Aさんは家から出られない程体調が悪くなり、9月6日に心療内科を受診。「適応障害」の診断を受けている。
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格闘家の朝倉未来、タレントの丸山桂里奈らも賛同している動物保護団体の代表が、複数のスタッフにパワハラを繰り返していた疑いがあることがわかった。元スタッフたちが「週刊文春」の取材に証言した。 問題が起こっているのは、2019年6月に設立されたNPO法人SPA。 「SPAでは野良犬や野良猫、動物保護センターに収容されて殺処分を待つ動物たちを引き取り、次の飼い主を探す活動をしています。最終的な目的は殺処分ゼロ。都内だけではなく、沖縄県や広島県など、日本各地で殺処分を待つ動物たちを引き取りに行くこともあります」(動物保護活動家)