1. 2023/01/18(水) 00:31:18
嗅覚は、人間の他のどの感覚よりも記憶と直結しており、経験や場所、過去の思い出に連れ戻してくれる不思議な力を持っているのだそう。
2010年に発表された論文によると、匂いや香りによる記憶は、視覚や聴覚などの感覚的な刺激によるものよりも「より感情的」で、喚起力の強いものであることが明らかになっているのだとか。
脳科学者の間では、「匂いには感情的な記憶を呼び起こすユニークな能力があり、これは脳の解剖学的構造に起因するところが大きい」という見解が一般的。わかりやすく言えば、匂いを処理する脳の領域と、感情や記憶を処理する脳の領域は、同じ構造の中で絡み合っているということ。
他のすべての感覚情報(見る、聞く、味わう、触るなど)は、視床(脳の感覚のスイッチボード)で処理された後、脳の関連領域に伝達されるもの。しかし、匂いの情報は脳にある感情と記憶の中枢である扁桃体と海馬に、直接伝達されるという違いがあるのだとか。
(※一部抜粋)
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公園を歩き、草や木の香りをだけで、子どもの頃に自然の中で遊んだ記憶がよみがえったり、特定の料理の匂いが漂ってくると「昔、おばあちゃんがよく作ってくれたな」と思い出したり。