1. 2022/10/31(月) 12:28:02
ある理由できょうだい関係に悩んでいる人も。「兄がいるが、無職でいま(実家に)ひきこもりの状態」。30代前半のあおいさんは現在、夫と2人暮らし。兄とは折り合いが悪く、疎遠な状態が7年ほど続いているという。懸念しているのは、将来的にその兄に自分の生活が脅かされるかもしれないこと。「兄が自立できなかった場合、両親が亡くなった後で私に負担が来るのではないかなという不安がある」。
(中略)
兄について両親とは話していないそうで、「まず父は家族のことに関して一切無関心で、そういう話をしたことがない。母に関しては一度、私の方から『兄の将来について不安がある』『資格取得のために勉強はしているけど、社会に馴染めていないからアルバイトだけでもさせたほうがいいんじゃないの』と伝えたが、母は感情的になるばかり。『あんたは一緒に住んでいないから何もわかってない』『本人には難しいことなんだ』という感じで、話し合いにならなかった。それから余計なことは言わないで見守っておこうと思っている」と明かす。
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近年、一人っ子が多くなったとはいえ、約8割の人には兄弟姉妹がいる。幼い頃は「仲良くしなさい」と言われ、一緒に遊んだり、相談し合ったり、時にはケンカもしたり。しかし大人になるとライフステージの変化によって、自然と疎遠になる人も少なくないようだ。Twitterには、「私も下手したら兄とは十数年会っていない。元気でいてくれたらなと思う」「就職してから10年以上実家に帰っていないが、兄弟姉妹には会いたくないのが本音」といった声があがる。