1. 2022/10/20(木) 20:49:00
「スマホ認知症」を患う受診者が増えたのは、10年ほど前から。その多くは働き盛りの30〜50代で、最近ではその傾向が顕著になっています。診察に来た彼らは、次のような症状を訴えます。
「仕事で重要なアポがあることを忘れてしまった」
「大学時代の同級生の名前が思い出せない」
「スーパーに着いたら何を買いに来たか忘れてしまった」
しかし、これらの世代が認知症になるには年齢的にまだまだ早いです。30〜50代で認知症を発生することは滅多にありません。直近10年間というと社会のデジタル化が加速した時期です。その急速なデジタル化によって、膨大な情報量をいつでも手軽に入手できるスマホ生活が一般的になり、現代人の脳を疲労させています。
そして恐ろしいことに、若年期に「スマホ認知症」を放置しておくと、老年期に認知症になるリスクがとても大きくなるという事実があります。というのも、「スマホ認知症」はうつ病を合併しやすく、働き盛りにうつ病が2年以上持続すると、老年期にアルツハイマー型認知症になる危険が2倍になるデータがあるのです。
出典:tk.ismcdn.jp
リズム運動を行うと、認知機能が回復するそうです!
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「スマホ認知症」とは、スマホ依存による脳過労で生活に支障が出る状態のことです。認知症と同様に正式な病名ではなく、「スマホ認知症」は状態を表す呼称です。