1. 2015/07/22(水) 19:10:05
その様子は、他の生徒も目撃していたが、教諭は気にしていないように見えた。女性は「これってセクハラじゃないの?」と迷いながら、受験への影響も考え、耐えていたという。だが、この日は我慢できなかった。教諭が女性の机に近づいてきて、制服のブラウスの中に手を入れ、背中を触ってきたのだ。女性が抗議すると、教諭はこう言った。「俺に見放されたら、お前は終わるぞ」
翌日から、学校に行けなくなった。眠れなくなり、食欲もなく下痢を繰り返した。嘔吐(おうと)が止まらないこともあった。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。教諭は退職したが、教え方は上手で、人気があったため、女性を責める同級生もいた。「なぜ私が責められるのかと思うと、むなしかった」と女性は言う。卒業後に1浪し、知人のいない遠方の大学に進学した。
出典:sozai.topaz.ne.jp
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学校の教職員による性的な嫌がらせ「スクールセクハラ」が深刻化している。わいせつな行為で懲戒処分や訓告を受けた公立学校の教職員は2013年度、初めて全国で200人を超えた。私立学校は含まれず、「氷山の一角」だ。「そんなにベタベタ触らないでください!」数年前、都内の高校に通っていた20代の女性は初めて、その男性教諭に強い口調で抗議した。この教諭は授業中、女性の肩をもんだり頭をなでたり、ほおや足を触ったりしてきた。