1. 2022/09/26(月) 10:34:58
青木さんの事務所にも、母親に付き添われて被害者の少女や女性らが相談に来る。
悪気はないのだろう。被害に遭った娘を前に、こう口にする母親も少なくない。
「電車で丈の短いスカートなどはくから被害に遭うのよ」
しかし、肝心の被害者の少女らを見ると、「お尻や胸が見えそうな短いスカートや派手な服装の子は、ほぼいません」と青木さんは言う。
青木さんによれば、「痴漢」をする人物の発想は、世間一般とはだいぶ違う。服装や色気のあるなしや好みのタイプであるといった理由で、相手を決めるのではない。
犯罪を行う人間は、まず「捕まらない」ことを第一に考える。そのため、「痴漢に反撃しない、おとなしそうな相手」に狙いを定めるのだという。
(中略)
青木さんが最も効果的だと薦めるのは、防犯アラームのようなシンプルな防犯グッズだ。たとえば、電車の中で痴漢に遭っても、驚きや恐怖心で「助けて」の言葉が出ない可能性が高い。
「そんな時の最強の撃退方法は、「迷わず防犯アラームを鳴らすこと」と青木さんは言い、こう続ける。
痴漢は、自分に警戒したのだとすぐに理解します。犯罪者は目立って捕まることを一番恐れます。周囲の視線がアラームを鳴らした子に集まるので、それ以上は手出ししません」
先日痴漢被害を名前を出して公表した弁護士の方のお話です↓
痴漢被害の女性 名前公表し会見「被害者が恥じる必要ない」
girlschannel.net
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長年、性被害者の支援を行ってきた弁護士の青木千恵子さんは2020年10月、JR埼京線の車内で痴漢被害に遭った。AERAdot.の取材に対し、専門家として“防衛術”や弁護士の選び方を語った。