1. 2022/09/01(木) 11:54:07
さとえ(37歳、仮名)は、あきひこ(44歳、仮名)とお見合いの後に交際に入った。あきひこは、お見合いではスマートに2人分のお茶代を支払った。そして、初デートは週末に都内でランチをしたのだが、その後にさとえは交際終了を出してきた。
その理由が、こうだった。
「お見合いでお茶をごちそうになったから、お礼にちょっとしたお菓子を持っていったんです。ランチはカジュアルなイタリアンのお店でしたが、そこが割り勘でした。7つ年上の男性がお土産をちゃっかり受け取った後に、1500円程度の食事もごちそうしてくれないのかなって、ちょっとガッカリしちゃいました。
あと、靴とバッグがボロボロだったんです。お見合いのときはスーツでわからなかったけれど、おしゃれとか食事には、お金を使わない人なんだと思いました」
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昭和の時代、家庭の経済は男性が主軸を担い、女性は専業主婦が多かった。しかし近年は、共働きで家計を回している夫婦がほとんどだ。デートにおいても、男が払うことが当たり前という考え方は崩れつつあり、若い世代では割り勘デートが当たり前になってきている。仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声と共にお届けしていく連載。今回は、婚活カップッルのお財布事情を考えてみたい。