1. 2022/09/01(木) 00:04:42
電池が見つからないため、誤飲したのではないかと疑い、すぐに119番通報した。誤飲したとみられる時間から約20分後に救急車が到着し、息子はその約10分後に車内で激しく泣き出した。病院に着くと、レントゲン撮影が行われ、電池が食道に留まっていることが分かった。
誤飲推定時間から45分後、内視鏡手術が行われ、電池が摘出された。電池は、表面がさびて溶解しており、医師からは、時間が経っていれば、食道に穴が開いて重症になっていたと言われたという。幸い穴はなかったものの、電池のただれた成分が付着した「腐食性食道炎」と診断された。
息子は、病院で絶食を1週間続けた後で退院した。誤飲があったのは8月中旬で、30日現在、ほぼ全快して元気に過ごしているそうだ。
ボタン電池について、消費者庁の消費者安全課は8月30日、取材に対し、次のようなリスクを明かした。
「子供は、口の大きさから3センチ以下のものは誤飲する可能性があり、コイン形の電池ですと食道に引っかかることは十分に考えられます。化学やけどでもし穴が開いたとすると、時間が経つと重症化しますので、非常に危険ですね。胃に入れば、胃酸で電池が解けてアルカリ性の液体が漏れる可能性があります。誤飲したら早く対処しないと、食道や胃の壁を傷つけてしまいます」
表面がさびて溶解していた誤飲の電池(写真は、投稿者の主婦提供)
出典:www.j-cast.com
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2歳の息子がボタン電池を誤飲して、救急車で運ばれ緊急入院したと、主婦がツイッターで体験談を投稿し、反響を呼んでいる。 日本でも過去には、幼児が死亡するケースも出ており、飲み込んだ場合は早い対処が求められている。