1. 2022/08/31(水) 23:41:50
2つの台風の相互作用は「藤原の効果」と呼ばれ、中央気象台(現気象庁)台長を務めた藤原咲平(さくへい)が大正10(1921)年に提唱したことが名前の由来となっている。動きが定まらない台風11号。過去には複雑な動きをする台風が日本列島に大きな被害をもたらしたこともある。
平成28年の台風10号は沖縄の南海上まで南下したが、Uターンする形で北上。東北の太平洋側に上陸する異例の進路をたどり、岩手県では氾濫河川の濁流で高齢者グループホームの入居者9人が死亡した。
今回の台風11号について竹見氏は、「『まだ大丈夫』と思っていても急に強風が吹く恐れがある」と指摘。また本州には前線が停滞しており、「台風から離れている地域でも大雨に注意してほしい」と訴える。
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猛烈な台風11号は31日、沖縄本島周辺の海上を南寄りに進んだ。発達しながら南西に向かい、9月1日にかけて先島諸島に近づく見通し。