1. 2022/07/07(木) 22:38:12
今後マンション価格を押し上げる、別の要因も目立ってきています。それは、「脱コロナ」と「円安」です。
「爆買い」という言葉もあったように、特に2013年ごろから、東京の不動産市場では、外国人の動きが目立っていました。
ただ、2020年に始まったコロナの影響で、そうしたインバウンド需要は冷え込んでしまっているのが現状です。
しかし、世界的に脱コロナの動きが進み、インバウンド需要も徐々に回復していくでしょう。
しかも、足元では歴史的な円安が進んでいます。
数年前に「1ドル=115円」くらいだった円相場が、「1ドル=136円」(2022年6月22日現在)まで下落しているわけです。
そうなると、特にドルを持っている外国人から見れば、東京の不動産は2割ほど安く見えるわけです。
+27
-5
新築マンション価格が上昇を続けている。いったい誰が買っているのか。不動産コンサルタントの長嶋修さんは「庶民にとって新築マンションは『高嶺の花』となったが、住宅ローンは依然として低金利で、住宅ローン控除という優遇もある。富裕層にとってはマンションを買いやすい状況で、買える人がさらに富む状況になっている」という――。