1. 2022/06/22(水) 21:38:17
中間段階(第2相)の治験で塩野義の飲み薬を投与したグループは、偽薬のグループに比べて体内でウイルス量を減らす効果が確認されたとしている。
一方、新型コロナに特徴的な12種類の症状の改善を総合評価した項目では明確な差がつかなかった。せきなど呼吸器症状に発熱を加えた五つの症状に絞った解析では、投薬による改善が見られたと発表している。安全性については、動物実験で胎児に奇形が生じる恐れが確認された。最終段階(第3相)の治験は今も続いている。
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厚生労働省の専門部会は22日、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の軽症者向け飲み薬の薬事承認について、「さらに慎重に議論を重ねる必要がある」として結論を持ち越した。5月に新設された緊急承認の適用の可否が焦点で、数週間後に開く上部組織の薬事分科会で改めて承認について検討する。