1. 2022/06/14(火) 18:08:41
日本の消費者が味の違いで還元乳と普通牛乳が区別できないのはなぜかといえば、日本では、120℃ないし150℃、1〜3秒の超高温殺菌乳が大半を占めているからである。つまり日本人が飲んでいるのは、たとえ普通牛乳であっても、アメリカ人であれば「cooked taste」といって顔をしかめる風味の失われた牛乳であるから、還元乳との味に差を感じないのである。
アメリカやイギリスでは、72℃・15秒ないし65℃・30分の殺菌が大半であるから、日本で流通している普通牛乳とはまるで違うものなのだ。
消費者の健康を第一に、もう一度、この国の牛乳のあり方を考え直してみる姿勢が必要ではないかと思われる。
アメリカ人が顔をしかめるほどまずい…日本人が還元乳と普通牛乳の味の違いに気づかない残念な理由 日本の牛乳は「刺身をゆでて食べる」ようなもの | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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日本の食は本当に「世界一」なのだろうか。元農水官僚で、東京大学大学院の鈴木宣弘教授は「むしろ『安さ第一』となっている。たとえば牛乳では超高温殺菌ばかりで、アメリカ人なら顔をしかめるだろう。日本の牛乳は『刺身をゆでて食べる』ようなものだ」という――。
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出典:president.ismcdn.jp