1. 2022/06/07(火) 00:05:44
区は歩行者や自転車などの通行スペース確保のため、沿道のイチョウ32本のうち30本を伐採し、幹が細く落ち葉も少ないヨウコウザクラに植え替える計画を立てた。昨年10月、イチョウ伐採の工事契約に関する議案が区議会で可決されたが、この経緯に周辺住民の一部が疑問の声をあげた。
反対派20人は4月21日、工事契約の締結に関する手続きに問題があるとして、予算執行しないよう求める住民監査請求書を提出。抗議の意味を込め、イチョウ並木の下で座り込みを始めたが、区は27日未明、監査請求の結果を待たずに伐採を始め、2本切った。
反対派のメンバーらは交代しながら、徹夜の座り込みを継続している。5月中旬の夜、イチョウの木の下でパイプ椅子に腰掛けていた女性(78)は「工事は前進せず、区側もくたびれている。みんなが不幸になっているんじゃないか」とこぼした。
出典:www.sankei.com
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関東大震災の教訓を伝えるため植えられたイチョウ並木の伐採の是非を巡り、東京都千代田区が進めている歩道の整備工事が暗礁に乗り上げている。