1. 2022/06/04(土) 23:41:01
馬塚さんは昨夏からつわりが重かった上、医師からは切迫早産の恐れがあるとして、服薬と、できるだけ体を横たえるように指示を受けた。「有権者の負託に応えたい」と昨年末まで公務の出席に努めたが、1日がかりの視察や会議は「気が気でないほど苦しかった」と振り返る。
期間を決めて欠席を届ける際も「許されるのか」と迷ったが、申請後は「安心して出産に備えられた。ありがたみを痛感した」と話す。
産後8週を過ぎた4月12日に復帰した。体の痛みが続き、助産師に「せめて3カ月は赤ちゃんと一緒に過ごして」と勧められた。「8週は決して長くない」と感じる。ただ、出産を取り巻く制度の課題に触れた経験は大きな財産になった。「誰もが障壁なく出産できる社会に近づくよう、体験を生かしたい」と強調する。
出典:www.at-s.com
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浜松市議会が昨春の会議規則改定で新設した「産前産後各8週、最大16週」の出産欠席制度を馬塚彩矢香市議(34)=市民サポート浜松、2期=が初めて活用し、今年2月に第1子を出産した。子育て世代の女性市議が増え、環境整備が進んできたが、出産と議員活動の両立には依然困難も多い。