1. 2022/05/18(水) 13:39:05
「もういい」と立ち上がる娘を追いかけ回して食べさせたこともあった。時々だが動画を見せながら口を開けさせてスプーンで運んだこともある。でもそんな風に無理やり食べさせれば、罪悪感も募る。動画を見せながら食事をさせるなんて。食べることに集中してほしいと言いながら、矛盾だらけのことをやっている私。でもその時はとにかく食べてほしいの一心だった。
3歳近くなる頃には「動画見ながらとかながら食べはやめようね」と声をかければ、なんとか食事の時間は食卓につけるようにはなった。それでも食べる量は変わらない。せっかく作ったご飯も「もういらない」。朝ご飯なんて二口で終わり。「なんで食べないの?」「あと一口だけ食べて」「せっかく作ったのに~。もう食べなくていい!!」
もう食事を作るのも食べるのも苦痛になり、モヤモヤ、イライラが募った。
出典:gendai.ismcdn.jp
ある時娘が私を見上げてこう言った。「ママ、これ全部食べたらママ怒らない?」
この一言で悟った。やってしまったと。娘は怒られない様にご飯を食べていたんだと。同時に娘に対して申し訳ないという思いが溢れ、「本当にごめんね。ママ怒りすぎちゃったよ」と泣きながら娘に謝った。なんでそんなにイライラしてしまったのか。ご飯を食べることは大切なことだけど、楽しく美味しく食べられることのほうがよほど大事なことだったのに。
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モデルや女優として活躍する浅見れいなさんの3歳の娘は、生まれた当初からおっぱいをあまり飲まなかったという。哺乳瓶を嫌がりミルクも飲まないため、寝つきも悪い。そのせいか思うように体重が増えず健診で発育曲線の下にいることを指摘されるたびに「どうして飲んでくれないのか」と、浅見さんは悩んでいたという。