1. 2022/05/18(水) 10:15:58
このような事案がなかなか早期解決に至らないのには、大別して2つの理由があります。
1つ目は、オーナーが法的処置に出ることを逡巡するためです。強制執行にいたった場合に、役所に相談して支援を受けることが可能ですが、「独り身の高齢者を自宅から追い出すことはなるべく避けたい」と、苦悩する家主の声が聞かれます。
2つ目は、家賃滞納をしている賃借人が話合いに応じない場合、または、応じたうえで支払い困難という結論にいたった場合には、家賃契約を結んだ際に連帯保証人としてサインをした人に支払い義務が生じるためです。
高齢の居住者は居住期間が10数年以上に及び、当時の連帯保証人とは疎遠になっているケースも多分にあるため、滞納分の回収は困難を極めます。連帯保証人を見つけ出し、多額の滞納分、原状回復分の支払いが求められていることを納得してもらう必要があるのです。
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近年、一人暮らし高齢者の長期にわたる家賃滞納が社会問題となっています。このような事案の背景には、一体どのような原因が潜んでいるのでしょうか。わたしたちにもできる防止策と併せて、詳しく解説します。