1. 2022/04/19(火) 22:32:25
では、日本人の幸福度が低いのはなぜでしょうか。幸福度に影響する項目のうち、日本人のランキングが著しく低かったのは「人生の自由度」と「寛容さ」でした。日本の1人あたりGDPが大きいことや、平均寿命が長いことは明白であり、こうした項目での順位は高いですが、自由度や寛容さという点が足を引っ張っているのです。最近はだいぶ雰囲気が変わってきたとも言われますが、基本的に日本の教育現場では児童生徒を褒めて伸ばすのではなく、ダメ出しで抑圧する方法が主流でした。
一部の教師は児童生徒に対して「お前はバカだ」「なんでそんなに頭が悪いんだ」と全否定するような𠮟り方を繰り返しています。ようやく学校を卒業して社会人になっても、若手に対して抑圧的に振る舞う上司は多いですから、ますますマインドは萎縮します。こうした環境で積極性を育むのはかなり難しいと考えた方がよいでしょう。
ちなみに内閣府が2009年に公表した世界青年意識調査(18歳から24歳)では、「他人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由だ」に「そう思う」と回答した日本人はわずか8・5%と、調査対象となった5カ国中、突出して低い数字でした。
日本は民主国家ですから、基本的にルールを守っていれば行動は自由なはずですが、日本人自身は自由であると感じていません。その理由は、社会あるいは世間の目というものがあり、それが自身の精神や行動を束縛しているからです。
+161
-14
日本は便利な社会である一方、生活が息苦しいと感じている人も多いのではないだろうか。そうした息苦しさは、近年急速に進んでいる日本の国際的な地位低下が要因のひとつとして考えられる。