1. 2022/04/15(金) 12:47:55
「プーチンは政権運営の仕方をすっかり変えてしまった。古い側近を遠ざけ、代わりに大統領と年齢が20歳近く離れている人間を大統領府長官に指名し、傍に侍らせるようになった」
その人物こそアントン・ワイノ。エストニア出身で、現在50歳の元外交官です。
「主要な閣僚であろうとも、プーチンと面談するためにはその理由などをA4用紙1枚に記し、ワイノに提出しなくてはならない。彼が不要と判断すれば、誰であろうとプーチンと口を利くことは許されない」
「ワイノはプーチンに心酔しきっており、客観的な判断ではなく、大統領の機嫌を損ねるか損ねないかが、報告すべき情報の取捨選択の基準になってしまっている」
出典:www.dailyshincho.com
また、特に侵攻の指揮を執るべきショイグとゲラシモフ(参謀総長)が開戦後、雲隠れの状態なのも気になります。
二人はプーチンに次いで核の発射判断に関わる立場。ブリーフケースのような“核バッグ”を常に持ち歩き、それに組み込まれた装置は“発射ボタン”の役割を担うといわれています。
戦況悪化の責任を問うと同時に、核に関する指揮系統を独占する目的で、大統領が彼らをどこかに軟禁している可能性も否定できません。
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ロシアによるウクライナ侵攻後、米英の情報機関などは、プーチンに正確な情報が伝わっていないとの分析を公表している。筑波学院大学の中村逸郎教授によると、その背景には政権内にいる“情報遮断の黒幕”がいるという――。