1. 2022/03/30(水) 23:10:57
(以下抜粋)
三隅助教は「同じ内容の仕事であり、同一賃金に近づけるべきだ。歯科医師という資格に過剰な税金を使うのは納得が得られるだろうか」と問題提起している。
ワクチンの筋肉注射は本来、医師や看護師の資格が必要で、歯科医師が担うと医師法違反となる。厚生労働省は昨年4月、自治体による集団接種会場が増えると打ち手不足になる恐れがあるとして「看護師の確保ができない」場合などに歯科医師による接種を容認した。
長野県飯山市では、歯科医師の時給1万8000円に対し、市が直接雇用した看護師は1130円(市が業務委託した医師会が雇用した場合は5000円相当)と15・9倍の差があり、格差が最大となった。市は看護師の時給が低い理由を「(別のワクチン接種などで雇用する)看護師の時給が既に設定されており、それを変えなかった」としている。
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新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で打ち手を担う看護師と比べ、国の特例措置で接種を認められた歯科医師の賃金(時給)が最大で約16倍高いことが、宇部フロンティア大(山口県宇部市)の三隅達也助教(医療経営学)の調査で分かった。歯科医師にも接種を任せている全国22自治体に情報公開請求した。