1. 2022/03/19(土) 13:17:34
情報番組のスタッフが顔をしかめる。
「『ラヴィット!』が面白いといった報道なら分かる。けれど『視聴率好調』となると話は別。事実と異なる」(他局の情報番組のスタッフ)
このスタッフに限らない。情報番組界隈では「ラヴィット!」の視聴率が良いとする報道が話題になっている。
テレビマンたちにとって視聴率は命綱。録画で観られることは皆無に等しい情報番組は特にそう。視聴率に関する報道にはデリケートである。
論より証拠。3月第2週(7日~11日)の週間平均視聴率を見てみたい。非公表のコア視聴率(13歳~49歳)は順位にとどめる。
■日本テレビ「スッキリ(1部)」
世帯5.4% 同率2位/個人2.9% 2位/コア1位
■テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」
世帯10.7% 1位/個人5.8% 1位/コア3位
■TBS「ラヴィット!」
世帯2.9% 4位/個人1.5% 4位/コア4位
■フジテレビ「めざまし8」
世帯5.4% 同率2位/個人2.8% 3位/コア2位
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
「ラヴィット!」の視聴率は「モーニングショー」の3分の1以下。「スッキリ」「めざまし8」のほぼ半分。コアも4位である。
+33
-3
このところ民放の朝の情報番組界隈で話題になっていることが2つある。1つはフジテレビ「めざまし8」(平日午前8時)が、日本テレビ「スッキリ(1部)」(同)と同率で週間の平均世帯視聴率で2位になったこと。昨年4月の放送開始以来、初めてだ。もう1つは視聴率が4番組中4位で上昇の動きも見られないTBS「ラヴィット!」(同)について、なぜか視聴率好調との報道が相次いだこと。他局のスタッフは疑心暗鬼に陥っている。…