1. 2022/03/15(火) 15:50:21
クラウドファンディングで掲げられていた美術館のオープン予定日は2022年4月。無料招待のリターンについては “オープン後のいずれかの日程” と注釈があるものの、告知されていた予定日が迫っても、実際は件の土地はいまだ更地のままなのだ。
西野のオンラインサロンで熱心に活動している参加者の一人が、事情を明かしてくれた。
「じつは、あの土地に美術館を建てる計画は、中止になったんです。もともと住宅街の中にある土地なので、私たちも心配していたんですけどね…。
西野さんは川西市内の別の場所に美術館を建てようと思っているみたいです。新しい場所というのがどこなのか、いまある土地はどうするのかといったことは、私たちには全然わかりません」
3月中旬、自宅に帰ってきた西野本人を直撃した。
ーー美術館の計画は白紙になったのでしょうか?
「いや、いや、造る順番を変えたんです。延期とかではないんですけど、あの場所には先に『えんとつ町のアパート』を造るんです。あの場所は道が狭いので、美術館は市内の少し離れた別の場所に建てます」
西野の運営する事業会社にも問い合わせたが、「リターンの遅延につきましては、支援者の方に対して状況をご説明・謝罪し、希望者の方への返金対応も実施済みです」との回答だった。
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大阪府との県境に位置する兵庫県川西市。古くから大阪のベッドタウンとして人気があり、豊かな自然も残されたこの町の一角を歩くと、突如として妙に広い取り残されたかのような空き地が現われる。 「この土地は、キングコングの西野亮廣さん(41)が、『えんとつ町のプペル美術館』を造るといって買い上げたものです。