1. 2022/02/24(木) 00:08:10
小川受刑者は高校時代に3度の甲子園出場を果たし、大学を経て1984年ドラフト2位でロッテ入り。甘いマスクで高校時代から人気があり、プロ野球でも88年にオールスター出場、リーグ最多のシーズン204奪三振と結果も残しつつあった。だが、銀座のクラブ通いなど派手な生活を送り、金遣いが荒かったところ、右肩を痛めた時期にチームメートに誘われて行った気晴らしのギャンブルにはまり、それをきっかけに転落が始まった。
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結局、小川受刑者は“闇金”での借金を別の“闇金”で借りて返すことを繰り返すようになり、元金10万円に1週間で3万円の利子がつくことも。母親に内緒で実家を担保に借金したほか、借金を返すはずの借金をパチンコで使ってしまうなど悪循環。最後は利息3万円を含む4万3000円を“闇金”業者に支払う期限の午後7時まで40分に迫ったところで会社の会長宅に押しかけ、家政婦に4万円の借金を断られると暴力をふるって気絶させ、その間に175万円を盗む犯行に。さらに気絶している家政婦の女性を車に乗せ、気がつきそうになると何度も殴った末に川へ遺棄するに至った。
犯罪心理学の専門家は「現実を検討する能力が著しく劣る」とこういった犯罪者の共通ポイントを明かし「前に栄華を感じてしまったり、すごいとほめられてしまったり。(今の自分は)そんなことない、現状はこういうところに来ているのにまだそのギャップが自分の中で埋められない」と分析した。
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日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)が22日に放送され、元ロッテ投手で2004年に犯した強盗殺人の罪で無期懲役となり、現在服役中の小川博受刑者(59)について扱った。