1. 2022/02/20(日) 12:23:21
いつの間にか新しいことに食指が動かなくなる。「面倒くさい」と思うことが増えてくる。さまざまなことに対してガツガツしなくなる……。「まあ、いいや症候群」が表れやすくなるのです。そうした消極的生活によって感情が老化してしまうと、追いかけるように脳や体の老化をも進めてしまうことになるのです。
だからこそ、感情の老化は恐ろしい。気がついたらすぐに食い止める方策をとらなくてはなりません。
前頭葉の萎縮を遅らせる方法…
●ルーティンを避ける
●「決めつけ」型の思考から抜け出そう
…具体的には、「目的Aを達成するにはBという方法しかない」「自分のこの考え方が絶対に正しい」といった「決めつけ」型の思考から抜け出し、世の中には自分が「正しい」と思っている方法や理論以外にも「いい方法」や「いい意見」が存在する可能性を常に意識する
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人間が中年期を迎えてから経験する脳の変化でもっとも重要なのは、この前頭葉の萎縮いしゅくが40代から始まるということです。 読者の方が脳についてイメージする場合、おそらく医学の教科書に載っている脳の解説図のような、頭蓋骨の内側に隙間なく詰め込まれている状態を思い描くのではないかと思います。でも、実はこうした「きれいな」脳の状態を、とくに努力もせずに維持できるのは30代が限界です。