1. 2022/01/24(月) 21:43:03
「夫との性行為はノルマのように感じていました。求めに応じないと、いつまでもしつこく求めてきました。断るという選択肢はありませんでした」
こう話すのは、東日本に住む女性、ゆりさん(40代、仮名)です。
避妊をせず性行為を求めてくる夫の要求に応じ続けて、5度妊娠し、中絶を選択したこともありました。
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しかし、夫が浮気を繰り返すなどしたため、5年前、意を決して支援団体に相談。
そして、話をしていくうちに、思いもよらない指摘をされたといいます。
「夫がゆりさんにしている行為は『性的DV』になる」
性行為の求めに応じないと不機嫌になったり、避妊に協力しなかったりする夫の行為は、DV=ドメスティック・バイオレンスの1つ「性的DV」に該当するというのです。
ゆりさん
「夫の行為がDVに当たるとは考えていませんでした。『夫婦はこんなものだろう』と思っていたところもありました。夫婦だからといって、我慢して応じる必要はないんだと、その時気づきました」
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「性的DV」とは、いったいどういうものなのか。
調べてみると、内閣府が、DVの形態について次の3つに分類していました。
・身体的なもの
・精神的なもの
・性的なもの
また、具体的な例として次のような行為を挙げています。
・見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌をみせる
・いやがっているのに性行為を強要する
・中絶を強要する
・避妊に協力しない
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「夫は、忙しい朝も、子どもが家にいても、毎日のようにしつこく性行為を求めてきました」断ると不機嫌になるから、断れない。だから、女性は10年近く、我慢してきたと話します。ただ、夫のそうした行為がDV=ドメスティック・バイオレンスに当たると知ったのは、夫と離婚する直前だったといいます。