1. 2021/12/19(日) 17:06:46
「地震や豪雨で各地に災害が起きると、大口の食料は全部被災地に送られてしまうんです。でもワンエイドに来られる方は、被災と関係なく困窮で来られている。入ってくる食料がなければ、それこそ生死に直結しますよね。『それでは困る』と思い、直接企業をめぐって支援をお願いすることにしました」(松本氏)
コロナ禍では、意外なところから米の支援があった。座間市内にあるすべての小学校からだ。
「コロナ禍で休校すると、自ずと給食もストップしますよね。本来ならば給食費を払っているご家庭にお米を袋に入れてお渡しすればよいのでしょうけど、緊急事態宣言下で外出もできないわけです。お米を誰が渡すのか、袋の問題はどうするのかと話し合っていくと、結局廃棄しかないという結論になる。それでは忍びないということで、全校を回ってウチで使わせていただくことになりました」(松本氏)
▽企業などから預かった食料。賞味期限を確認し、月別に分けて保存する
出典:nikkan-spa.jp
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生活困窮者、高齢者、障害者の生活サポート相談を年間2500件も行う神奈川県座間市のNPO法人「ワンエイド」。