1. 2021/12/17(金) 11:42:04
事件のあった2018年5月24日、木下さんは「午後7時ごろ帰宅した」という。野崎さんの“ラブラブタイム”を邪魔しないよう、午後3時ごろから外出するのが家政婦になってからの習慣だった。
「社長は2階にいる」と話した、1階でテレビを見る須藤被告の様子を「妙に愛想が良かった」と振り返る。感情表現が乏しく喜怒哀楽をほとんど出さない普段と一変。常に手にしていたスマホでなく、人気バラエティー番組を見て大笑いする姿に違和感を覚えた。
当時の報道では午後8時ごろ、2階でドンドンと音がしたという。「一緒に寝ない妻への夫の怒り」と感じた木下さんは、2階に行くよう若妻に促したが向かったのはその番組が終わった午後10時すぎ。野崎さんは既に亡くなっていた。普段から「彼女は社長と寝たくない時は私に近寄ってきた」。食いつくようにテレビを見る姿に「よほど上に行きたくないんだな」と、木下さんはいつも以上に社長に近寄りたくない“何か”を感じたようだ。
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新型コロナウイルス禍2年目を迎えた2021年は、社会も政治も激しく動く一年となった。4月には「紀州のドン・ファン」こと和歌山県の資産家、野崎幸助さん(享年77)が3年前に急性覚醒剤中毒で死去した一件で、55歳下の元妻が逮捕された。「激動2021」初回は、犯人とも疑われた家政婦の独占インタビュー。元妻の逮捕後、メディアの取材に応じるのは初めて。野崎さんが亡くなった夜の若妻の異変など、新事実を語った。