1. 2021/11/17(水) 09:01:25
高齢者相談センターでは介護や高齢者虐待などの相談を受ける中で、8050問題に直面することも少なくない。女性担当者は親が90代、子供が60代という9060問題への移行も実感しており、「高齢化するほどこだわりが強くなり、関わりが一層難しくなる」と重く受け止めている。認知症があり、寝たきり状態の90代の母親と引きこもりの70代の息子の家庭のケースでは、訪問入浴などで看護師らが出入りするのを息子が嫌がり「今日はそういう気分じゃないから帰ってくれ」と追い返され、母親に必要なサービスを行えなかったこともあったという。
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不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣代表理事は「教育現場では不登校とコロナ禍の登校自粛の区別がつかないとの声もある。8050問題につなげないためにも、省庁間の連携を強化し、積極的に支援に乗り出すべきだ」と話した。
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高齢の親が長年引きこもる子供を支える「8050」問題と呼ばれる家族形態が親子の高齢化・長期化により、「9060」問題へと移行し始めている。新型コロナウイルス禍で、不登校の小中学生は過去最多の約19万6千人に上り、引きこもり予備軍拡大の懸念も高まっている。高齢化・長期化が進むほど、当事者との関わりが困難になる傾向も強く、支援者らが早期介入の必要性を訴えている。