1. 2021/09/28(火) 17:48:39
父が高齢になり、いかめし屋を会社ごと売るという選択肢があったみたいですが、自分を育ててくれたものを手放すのがイヤで、「私がやる!」と言い出したことがきっかけで社長に就任しました。
就任する決心がつく前に、いかめし屋の看板娘としてメディアにたくさん取り上げていただきました。その時点で「社長になっている」と思われていて……。ここで継がなかったら、「いかめしのために娘を出して」「売名だ」と言われてしまう。テレビだけではないところを見せていくべきだと今でも思っています。
出典:encount.press
でも、レポーターをやることが自分の原動力になっていますし、いかめしにとってもプラスの効果を生んでいます。メディアに出ることで、1人でも多くの人がいかめしを知ってくれているということを、最近は周りの方も理解してくれていると思います。
もちろん、どうしても華やかでチャラチャラした世界に見えてしまう人もいると思います。私にとってレポーターは副業ではありません。とても奥深いお仕事です。社長としての基礎を固めながら、いかめしの業務を日々全うし、どちらも本業として真剣に取り組んでいます。
伝統の「いかめし」守る女性社長 レポーターとの"二足のわらじ"は「どちらも本業」 | ENCOUNT
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日本中に愛される名物駅弁「いかめし弁当」。職人による丁寧な実演販売にこだわり、出店する物産展では常に人気を集め続ける駅弁界のトップランナーだ。大人気のいかめしを販売する株式会社いかめし阿部商店の3代目を務めるのは今井麻椰さん。2019年に29歳の若さで社長に就任した彼女は、バスケットボールのレポーター・MCとしての顔も持つ“二足のわらじ”で話題を呼んだ。
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