1. 2021/09/24(金) 13:45:25
定年退職まであとわずかだった鈴木さんが自ら命を絶った理由は、「パワハラ」だと見るむきもある。前出・県庁関係者が続ける。
「鈴木さんは自分のパソコンに遺書のようなものを残していたそうで、そこには山本一太知事と宇留賀敬一副知事の名前が記されていたと言われているのです。宇留賀氏は経産省出身で、東大工学部卒という異色のキャリア官僚です。上層部が経費削減の一環で、県内の狩猟関係者向けの射撃練習場の予算をバッサリ切ったようで、その対応に鈴木さんは苦労していたそうです。山本知事が弔問に訪れようとしたところ、遺族に断られたという話も聞きました」
(一部抜粋)
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「8月下旬、国道沿いにある鈴木貴男さん(仮名)の実家あたりにパトカーが来ていたんです。近所の住民と『なにがあったんだろう』と話していたんですが、まさか自殺していたとは……誰も気づいていなかったと思います」(近隣住民)群馬県庁で、ある事件が起きたことを本誌がつかんだのは9月上旬のこと。県庁の59歳の男性職員・鈴木さんが自ら命を絶ったというのだ。「亡くなったのは8月末です。鈴木さんは参事という役職で、鳥獣担当の部署にいました。県内にある実家の納屋で、農薬を飲んで亡くなったそうです」(群馬県庁関係者)